上本町駅南 おかとう耳鼻咽喉科は、開業22年、上本町駅南に移転しました。日曜日も診療しています。

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はなの疾患

はなの病気とは

 

大阪上本町駅すぐの耳鼻咽喉科「上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科」です。

鼻は、単に呼吸をするだけの器官ではありません。吸い込んだ空気に潤いと適切な温度を与え、ウイルスやホコリなどの異物を除去するフィルターの役割も担っています。また、香りを楽しむ「嗅覚」も、私たちの生活を豊かにする大切な機能です。

しかし、この鼻にトラブルが起こると、「絶え間ない鼻水」「息苦しい鼻づまり」「つらいくしゃみ」といった症状に悩まされ、仕事や勉強への集中力が低下したり、夜眠れなくなったりと、生活の質(QOL)が大きく下がってしまいます。

「いつものことだから」と鼻の症状をあきらめていませんか?その不快な症状は、適切な治療で改善できるかもしれません。私たち上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科は、大阪上本町を中心に地域医療に貢献する耳鼻科クリニックとして、お子様からご高齢の方まで、あらゆる鼻の症状に専門的に対応いたします。当クリニックは、平日お忙しい方にもご来院いただきやすいよう、土日も診療を行っております。 診療時間をご確認の上、どうぞお気軽にご相談ください。

 

このような症状はありませんか?

  • くしゃみ、透明でサラサラした鼻水が止まらない(花粉症など)
  • 鼻づまりがひどく、口で呼吸している
  • 黄色や緑色のネバネバした鼻水が出る(蓄膿症など)
  • 鼻水がのどに落ちてくる感じがする(後鼻漏)
  • ほっぺたや眉間のあたりが痛い、重い
  • においが分かりにくい、または全くしない
  • いびきが大きい、睡眠中に呼吸が止まることがある
  • よく鼻血が出る

これらの症状に一つでも当てはまる方は、お早めに大阪上本町の耳鼻咽喉科クリニック「上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科」までお越しください。

 

代表的な鼻の病気と当院の治療方針

鼻の病気は、アレルギーによるものから感染によるものまで多岐にわたります。ここでは代表的な鼻の病気と、上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科の治療方針について詳しくご説明します。

アレルギー性鼻炎(花粉症)

どんな病気?

アレルギー性鼻炎は、特定のアレルギー原因物質(アレルゲン)が鼻の粘膜に付着することで、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状を引き起こす病気です。スギやヒノキなどの花粉が原因で特定の季節にのみ症状が現れるものを「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」、ハウスダストやダニなどが原因で一年中症状が見られるものを「通年性アレルギー性鼻炎」と呼びます。

症状

「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」が三大症状です。その他にも、目のかゆみや充血、のどのイガイガ感、皮膚のかゆみ、頭が重い感じ(頭重感)などを伴うこともあります。

原因

私たちの体には、異物が侵入した際にそれを排除しようとする「免疫」という仕組みがあります。この免疫が、本来は体に害のない花粉やハウスダストなどに対して過剰に反応してしまうことが原因です。

当院での検査・治療

上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科では、まず問診で症状や生活環境を詳しくお伺いします。アレルゲンを特定するために、少量の血液を採って調べるアレルギー検査も可能です。

治療の基本は、症状を抑えるための抗ヒスタミン薬の内服や、鼻の炎症を直接抑える点鼻薬の使用です。当クリニックでは、患者様の症状の程度やライフスタイルに合わせて、眠気の出にくい薬の選択など、患者様にあった処方を心がけています。大阪上本町で長年花粉症にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

副鼻腔炎(蓄膿症)

どんな病気?

副鼻腔とは、鼻の周りにある骨の空洞のことです。この副鼻腔に、風邪などをきっかけにウイルスや細菌が感染し、炎症が起きて膿が溜まってしまう病気が「副鼻腔炎」です。一般的には「蓄膿症(ちくのうしょう)」という名前でよく知られています。風邪に続いて起こる急性副鼻腔炎と、それが長引いて慢性化した慢性副鼻腔炎があります。

症状

黄色や緑色の粘り気のある鼻水、ひどい鼻づまりが主な症状です。鼻水がのどに流れる「後鼻漏(こうびろう)」により、咳やたんの原因になることもあります。その他、頭痛、顔面痛(特に頬や目の奥)、歯の痛み、そして嗅覚障害(においがしなくなる)を引き起こすことも特徴です。

原因

多くは風邪のウイルス・細菌感染が鼻から副鼻腔に広がることによって発症します。アレルギー性鼻炎や鼻中隔弯曲症などがあり、鼻の通りが悪いと副鼻腔炎を繰り返しやすくなります。

当院での検査・治療

上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科では、鼻の中をファイバースコープで観察し、鼻水の状態やポリープ(鼻茸)の有無を確認します。必要に応じてレントゲン検査を行い、副鼻腔にどの程度膿が溜まっているかを評価します。

治療は、抗生剤や、膿を出しやすくする薬の内服が中心となります。当クリニックでは、鼻水を吸引する処置や、薬液を霧状にして鼻の奥まで届かせるネブライザー治療を併用し、早期の症状改善を目指した診療を行います。大阪上本町の耳鼻科として、お子様の長引く鼻水から大人の慢性的な蓄膿症まで、幅広く対応いたします。

鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)

どんな病気?

鼻の穴を左右に仕切っている壁を「鼻中隔(びちゅうかく)」と呼びます。この鼻中隔が、生まれつき、あるいは成長の過程や外傷などによって強く曲がってしまっている状態が「鼻中隔弯曲症」です。

症状

最も多い症状は、慢性的な鼻づまりです。特に鼻の狭い方でつまりを感じやすく、口呼吸やいびき、睡眠の質の低下につながります。また、鼻の空気の流れが悪くなることで、アレルギー性鼻炎の症状が悪化したり、副鼻腔炎を繰り返しやすくなったりします。

原因

多くの人は鼻中隔が多少曲がっていますが、その弯曲の程度が強く、鼻づまりなどの症状を引き起こしている場合に病的な状態と診断されます。顔面の骨が成長する思春期頃に弯曲が目立ってくることが多いです。

当院での検査・治療

おかとう耳鼻咽喉科では、ファイバースコープで鼻の中を直接観察し、鼻中隔の曲がり具合や粘膜の状態を正確に診断します。

薬で鼻中隔の曲がり自体を治すことはできませんが、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎を合併している場合には、まずそちらの治療を行うことで鼻づまりの症状を緩和させます。弯曲が非常に強く、薬物治療では改善しない頑固な鼻づまりにお悩みの場合、曲がった骨や軟骨をまっすぐにする手術(鼻中隔矯正術)が根本的な治療となります。手術が必要と判断した際は、責任をもって連携する高度医療機関へご紹介いたします。気になる方は、診療時間内に一度ご相談ください。

嗅覚障害(きゅうかくしょうがい)

どんな病気?

「においがしない」「においの種類がわからない」「いつもと違うにおいがする」といった、嗅覚の異常全般を嗅覚障害と呼びます。

症状

食べ物の風味が分からなくなることで食事が楽しめなくなったり、ガス漏れや食べ物の腐敗といった危険なにおいに気づけなくなったりと、生活に大きな支障をきたします。

原因

原因は多岐にわたりますが、最も多いのは副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎によって、においを感じる部分まで空気が届かなくなるケースです。その他、風邪のウイルスが嗅神経を直接障害するケースや、頭部外傷、加齢、特定の薬剤、心因性などが原因となることもあります。

当院での検査・治療

おかとう耳鼻咽喉科では、まず鼻の中を詳しく診察し、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎といった原因疾患がないかを確認します。嗅覚の程度を調べるための嗅覚検査も行います。

治療は、原因となっている病気の治療が第一です。副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎が原因であれば、その治療を進めることで嗅覚の改善が期待できます。ウイルス感染後の嗅覚障害などに対しては、ステロイド点鼻薬やビタミン剤、漢方薬などによる薬物療法のほか、特定のにおいを嗅ぐことで嗅神経を刺激する「嗅覚刺激療法」を指導することもあります。においの異常は放置せず、おかとう耳鼻咽喉科へご相談ください。

 

よくあるご質問(Q&A)

Q1. 花粉症の薬は、いつから飲み始めるのが効果的ですか?

A1. 花粉症の薬(特に抗アレルギー薬)は、症状が出始めてから飲むよりも、花粉が飛び始める少し前(約2週間前)から飲み始める「初期療法」が非常に効果的です。これにより、シーズン中の症状を軽く抑えることができます。大阪での花粉飛散予測などを参考に、お早めに上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科へご相談ください。

 

Q2. 子どもの副鼻腔炎がなかなか治りません。なぜでしょうか?

A2. お子様は免疫機能が未熟で風邪をひきやすく、また副鼻腔の構造も発達段階にあるため、一度副鼻腔炎になるとなかなか治りにくく、繰り返しやすい傾向があります。鼻を上手くすすれないことも原因の一つです。上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科では、お子様の鼻水をこまめに吸引する処置を行い、根気強く治療を続けるサポートをいたします。

 

Q3. 鼻づまりでいびきがひどいです。関係ありますか?

A3. 大いに関係があります。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症などで鼻づまりがあると、睡眠中に口呼吸になり、のどが狭くなって大きないびきをかきやすくなります。いびきは睡眠時無呼吸症候群のサインである可能性もありますので、まずは鼻の専門家である耳鼻咽喉科で鼻の状態を調べることが重要です。大阪上本町の当クリニックでもご相談いただけます。