みみの病気とは
大阪上本町駅すぐの耳鼻咽喉科「上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科」です。
耳は、音を聞く「聴覚」と、体のバランスを保つ「平衡覚」という、私たちが生活する上で非常に重要な役割を担っています。しかし、耳の構造は非常に繊細で、少しの異常が「聞こえにくい」「痛い」「めまいがする」といった、つらい症状を引き起こすことがあります。
「耳の少しの違和感くらいで病院に行くのは大げさかな?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その症状の裏には、早期治療が必要な病気が隠れている可能性もあります。特に、お子様の耳の不調は、言葉でうまく伝えられないため、保護者の方が見つけてあげることが大切です。
私たち上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科は、大阪上本町を中心に地域医療に貢献する耳鼻科クリニックとして、お子様からご高齢の方まで、あらゆる耳の症状に専門的に対応いたします。当クリニックは、平日お忙しい方にもご来院いただきやすいよう、土日も診療を行っております。 診療時間をご確認の上、ささいなことでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。
このような症状はありませんか?
- 耳が痛い、ズキズキする
- 耳がかゆくて仕方がない
- 耳だれ(耳から液体)が出てくる
- 音が聞こえにくい、聞き返しが増えた
- 家族の方から「テレビの音が大きい」と指摘される
- 耳が詰まった感じ(耳閉感)がする
- 「キーン」「ジー」といった耳鳴りがする
- 自分の声が頭に響く
- 自分や周りがぐるぐる回るようなめまいがする
- 耳掃除の仕方がわからない、耳垢が溜まっている気がする
これらの症状に一つでも当てはまる方は、お早めに大阪上本町の耳鼻咽喉科クリニック「上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科」までお越しください。
代表的なみみの病気と当院の治療方針
耳の病気には様々な種類があります。ここでは、小さなお子様から大人まで、多くの方が経験する代表的な耳の病気と、上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科の治療方針について詳しくご説明します。
中耳炎(急性中耳炎・滲出性中耳炎)
どんな病気?
中耳炎は、鼓膜の奥にある「中耳(ちゅうじ)」という空間に炎症が起こる病気です。特に、風邪などをきっかけに鼻やのどの細菌・ウイルスが耳管(じかん)を通って中耳に入り込むことで発症する急性中耳炎は、お子様に非常に多く見られます。
また、痛みや熱などの急な症状はないものの、中耳に液体(滲出液)が溜まって聞こえが悪くなる滲出性中耳炎は、気づかれにくいことがあるため大阪の保護者の方々にも注意いただきたい病気です。
症状
- 急性中耳炎: 激しい耳の痛み、発熱、耳だれ、聞こえにくさ。乳幼児では、機嫌が悪くなる、頻繁に耳を触る、夜泣きがひどいなどの様子が見られます。
- 滲出性中耳炎: 主な症状は聞こえにくさ(難聴)と耳の詰まった感じ(耳閉感)です。痛みを伴わないため、お子様の場合は、呼んでも返事をしない、テレビの音を大きくするといった変化で気づかれることがあります。
原因
風邪による鼻やのどの炎症が、耳と鼻をつなぐ耳管を経由して中耳に広がることが主な原因です。お子様は大人に比べて耳管が短く、角度が水平に近いため、細菌やウイルスが中耳に届きやすく、中耳炎を繰り返しやすくなります。]
当院での検査・治療
上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科では、まず鼓膜の状態をカメラや顕微鏡で詳しく観察します。当クリニックでは、必要に応じて鼓膜の動きを調べるティンパノメトリー検査や聴力検査を行い、正確な診断につなげる診療を徹底しています。
治療は、抗生剤や炎症を抑えるお薬の内服が中心です。鼻水の吸引やネブライザー治療で鼻の状態を改善することも重要です。大阪上本町の耳鼻科として、お子様にも保護者の方にも安心して治療を受けていただけるよう、丁寧な説明を心がけています。
外耳炎(外耳道炎)
どんな病気?
外耳炎は、耳の穴の入り口から鼓膜までの「外耳道(がいじどう)」の皮膚に、傷などをきっかけとして炎症が起こる病気です。一般的に「耳かぶれ」とも呼ばれます。
症状
主な症状は、耳の痛みとかゆみです。炎症が強くなると、耳を引っ張ったり、口を動かしたりするだけで激しく痛むことがあります。また、黄色い耳だれが出たり、外耳道が腫れて耳が詰まった感じや聞こえにくさを感じたりすることもあります。
原因
耳かきのしすぎや、爪で引っ掻いてしまうことでできた小さな傷から細菌が感染することが最も多い原因です。また、長時間イヤホンを使用することで耳の中が蒸れたり、水泳や入浴で耳に水が入ったりすることも原因となり得ます。
当院での検査・治療
上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科では、外耳道の状態を丁寧に観察し、炎症の程度を診断します。
治療の基本は、まず耳の中をきれいに洗浄・消毒することです。ご家庭で耳の中を触るとかえって悪化させてしまうため、必ず当院のような耳鼻咽喉科のクリニックで処置を受けるようにしてください。その後、抗生剤やステロイドの入った点耳薬や軟膏を処方します。かゆみや痛みが強い場合は、内服薬を併用することもあります。大阪上本町にお住まいで、耳のかゆみや痛みにお悩みの方は、我慢せずご相談ください。
耳垢栓塞(じこうせんそく)・耳そうじ
どんな病気?
耳垢栓塞とは、耳垢(みみあか)が外耳道に溜まり、固まって栓のように詰まってしまった状態を指します。
症状
耳垢が完全に詰まってしまうと、突然の聞こえにくさ(難聴)や耳の閉塞感、耳鳴りを引き起こします。お風呂やプールで耳に水が入った際に、耳垢が水分を含んで膨張し、急に症状が現れることも少なくありません。
原因
耳垢は、古くなった皮膚や分泌物、外部からのホコリなどが混じったもので、通常は自浄作用によって自然に耳の外へと排出されます。しかし、耳掃除の際に綿棒などで耳垢を奥に押し込んでしまうと、耳垢栓塞を引き起こすことがあります。
当院での検査・治療
「耳掃除のためだけに耳鼻科へ行ってもいいの?」とご質問をいただくことがありますが、もちろん大丈夫です。
上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科では、耳鼻科専用の器具や顕微鏡を用いて、外耳道を傷つけないように丁寧に耳垢を除去します。耳垢が硬い場合は、耳垢を柔らかくする薬を数日間使用してから除去することもあります。無理にご家庭で取ろうとせず、ぜひ当クリニックにご来院いただき、耳鼻咽喉科専門の先生にお任せください。
難聴(突発性難聴・加齢性難聴など)
どんな病気?
難聴とは、音が聞こえにくい状態全般を指します。ある日突然片方の耳が聞こえなくなる突発性難聴や、加齢に伴い徐々に聞こえが悪くなる加齢性難聴など、原因は様々です。
症状
- 突発性難聴: 何の前触れもなく、突然片方の耳が聞こえなくなるのが特徴です。耳鳴りやめまい、耳の閉塞感を伴うこともあります。
- 加齢性難聴: 高い音から聞こえにくくなり、「会話は聞こえるが、内容が聞き取れない」「早口や騒がしい場所での会話が難しい」といった症状から始まります。
原因
突発性難聴の明確な原因はまだ解明されていませんが、ウイルス感染や内耳の血流障害、ストレスなどが関係していると考えられています。加齢性難聴は、加齢によって音を感じ取る内耳の有毛細胞が減少・機能低下することが原因です。
当院での検査・治療
難聴を疑う場合、上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科では、まず標準純音聴力検査を行い、どの高さの音がどの程度聞こえにくいのかを正確に評価します。
特に突発性難聴は、治療開始までの時間が聴力の回復を大きく左右します。 大阪上本町で「急に聞こえなくなった」と感じたら、絶対に放置せず、すぐに当クリニックのような耳鼻咽喉科で診療を受けてください。治療は、ステロイド薬や血流改善薬、ビタミン剤などの内服や点滴が中心となります。
加齢性難聴については、聞こえを補う「補聴器」を使用することで、生活の質を大きく向上させることができます。
めまい(良性発作性頭位めまい症・メニエール病)
どんな病気?
「めまい」というと脳の病気を心配される方が多いですが、その多くは耳の「三半規管」や「耳石器」といった平衡感覚を司る器官の異常が原因です。代表的な病気に、良性発作性頭位めまい症(BPPV)や、激しいめまいの発作を繰り返すメニエール病があります。
症状
- 良性発作性頭位めまい症: 寝返りや起き上がりなど、頭を特定の向きに動かした際に、数十秒~1分程度の短い、ぐるぐる回る回転性のめまいが起こります。
- メニエール病: 突然、数十分~数時間続く激しい回転性めまいが起こり、吐き気や嘔吐を伴います。めまいの発作と連動して、難聴や耳鳴り、耳の閉塞感が悪化・改善を繰り返すのが特徴です。
原因
BPPVは、平衡感覚に関わる耳石(じせき)が剥がれ、三半規管の中に入り込むことが原因です。メニエール病は、内耳が「内リンパ水腫」という水ぶくれのような状態になることが原因と考えられています。
当院での検査・治療
上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科では、めまいの症状について詳しくお話を伺うとともに、目の動きを観察する眼振検査などを行い、原因を鑑別します。
メニエール病に対しては、薬物療法や生活習慣の改善指導を行います。繰り返すめまいにお困りの方は、ぜひ一度おかとう耳鼻咽喉科にてご相談ください。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 子どもが中耳炎を繰り返します。なぜですか?
A1. お子様は耳管が未発達なため、鼻やのどの細菌が中耳に侵入しやすく、中耳炎を繰り返しやすいです。おかとう耳鼻咽喉科では、中耳炎の治療だけでなく、原因となる鼻の治療やご家庭でのケアの方法まで、しっかりアドバイスし再発予防に努めます。
Q2. 耳掃除はどのくらいの頻度ですれば良いですか?
A2. 無理な耳掃除は不要で、かえって耳を傷つける原因になります。ご自身でのケアが不安な方は、定期的に耳鼻咽喉科で専門的な耳掃除を受けることをお勧めします。当クリニックでは安全な耳垢除去を行っています。
Q3. 突発性難聴は治りますか?
A3. 突発性難聴は、治療開始までの時間が非常に重要です。発症から1~2週間以内に治療を開始することが理想とされています。残念ながら後遺症が残る場合もありますが、だからこそ「突然聞こえなくなった」と感じたら、すぐに耳鼻咽喉科の専門医を受診することが何よりも大切です。
Q4. めまいがするのですが、何科を受診すればよいですか?
A4. 回転性のめまいの多くは耳が原因です。まずは耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。おかとう耳鼻咽喉科では、丁寧な問診と検査でめまいの原因を診断します。ろれつが回らない、手足がしびれる等の症状を伴う場合は、速やかに脳神経外科を受診してください。
Q5. 平日は仕事で忙しいのですが、土日でも診療していますか?
A5. はい、診療しております。上本町駅南おかとう耳鼻咽喉科は、平日お忙しい方や、週末に急な症状が出た方でも受診しやすいよう、土曜日・日曜日も診療を行っております。休診日は火曜日、土日の午後となっております。詳しい診療時間はホームページの診療時間をご確認ください。